基本と概要
Artifact と Attribute はどちらも Trial に情報を追加しますが、何が違うのですか?
Artifact はファイルです。 実際のファイルは Study の artifacts フォルダに保存され、Trial にはそのファイルパスだけがリンクされます。
Attribute は文字列です。 名前と値のペアとして Trial に直接保存されるため、最適化のあとに Deconstruct Fish Attribute コンポーネントで、名前を頼りに値を取り出せます。
画像のように文字列では表せないものを Trial に残したい場合は、Artifact を使います。
最適化手法がたくさんありますが、どれを選べばよいですか?
v1.0 以降、Tunny には問題に応じて適切な手法を自動で選ぶ AutoSampler
が含まれています。
適した手法は問題の性質によって変わるため、まずはこれを試すことをおすすめします。
自分で選びたい場合は、サンプラーの選び方のページに、目的関数の数と Trial
数から候補を絞り込むフローチャートを用意しています。
最適化の結果はどこに保存されますか?
デフォルトでは、結果はデスクトップの fish.log ファイルに、Artifact は artifacts フォルダに保存されます。 結果の保存に使われているログファイルのパスは、UI の上部で確認できます。
fish.log は最適化の操作が追記されていく Optuna の Journal 形式のファイルなので、Trial を重ねるほど大きくなっていきます。 最適化結果が蓄積されると、TunnyUI 起動時のログファイルの読み込みに時間がかかるようになるため、定期的にログファイルを別のものへ作り直すことをおすすめします。 UI 上部の Quick Access から新しい結果ファイルを作成することで、それまでの結果を残したまま切り替えられます。 以前のファイルを見返したい場合も、同じ Quick Access から改めて開けます。
ファイルが大きすぎると最適化のパフォーマンスに影響することもあるため、結果ファイルは大きくなりすぎないように管理してください。
結果を確認したいだけなので、ダッシュボードを簡単に開けますか?
ウィンドウ上部のメニューバーで Tunny をクリックすると「Run Optuna Dashboard...」が表示され、これを使うことで Tunny の UI を開かずにダッシュボードを起動できます。
Grasshopper 自体を開きたくない場合は、Rhino で TunnyRunDashboard
コマンドを使ってください。 Tunny
は最適化の結果を結果ファイルへ書き出しているため、その結果ファイルさえ残っていれば、過去の最適化もあとから見返せます。
AUTO Sampler とは何ですか?
AUTO サンプラーは、問題に応じて一定水準以上の性能を発揮するサンプリング手法を自動的に選びます。 どの手法を選ぶか迷っている場合でも一定水準の性能が得られるため、最初に試す手法として適しています。
ですが、必ずしも最良のサンプラーが選ばれるわけではありません。 最適化を進めるなかで問題の性質が見えてきた場合は、そこで手法を切り替えたほうが早く判断がつくこともあります。
詳細については、以下をご確認ください。
AutoSampler: Automatic Selection of Optimization Algorithms in Optuna